60代でシングルの方は、初婚の相手が若いうちに病気などで他界したり、離別してしまい、子どもはいるものの長い間独身状態で過ごしてきた方も多いようです。
私の父親も、配偶者が40代と若いうちにガンで他界してしまい、長い間再婚もせず独身生活を続けていました。
また、その間に再婚をしなかった理由のひとつに、開業した自営業が好調で、ありがたいことに売上が上がっていたことで、仕事が忙しく時間がなかったからだそうです。
とにかくその頃は仕事に明け暮れていたので、再婚は彼の眼中になかったのかもしれません。
そんな父親が再婚をしたのは、還暦を迎えて事実上の引退をして、自分の時間が持てるようになった60歳の時でした。
再婚の相手は、職場で働いていた人でした。
最初は、一緒に旅行に行ったりなど、その生活も上手く行っていましたが、さすがに還暦を過ぎた年代なので、特にお金に対する価値観の違いで、時々いざこざが起きるようになりました。
お金の使い方は結婚に限らず、友人との付き合いでも大事ですよね。
それが合わないと付き合いたくないな、特に感じる部分ではないのでしょうか。
やはり、金の切れ目は縁の切れ目と言う諺があるように、金銭感覚が合わないと別れてしまう大きな原因となるのです。
それが原因でついに再婚した相手とは2年前に別れてしまい、今ではお互いに別々に住んでいます。
やはりお金の使い方に問題があったみたいで、私の父親の方に原因があったのでは?と解釈しています。
どうやら父親は、相談もせずに勝手に高価なバイクを購入したりするのに、奥様にはお金の使い方にケチをつけるなどしていたようです。
約10年間の夫婦生活に幕を下ろしてしまいました。
ですので、再婚に限りませんが、結婚をする時は、相手の金銭感覚やそれに関する言動は是非ともチェックしておきたい部分ですね。
特に年齢を重ねると頑固になり、自分の考えを曲げない、譲れない、直せない、という方は再婚は慎重に考えた方が良いのでは?と思う出来事でした。